(*^^*)

時間はたっぷりあるので。

ファイアパンチ(2)

ファイアパンチ(2)/藤本タツキ

ファイアパンチ 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)

こんなめちゃくちゃな展開の漫画久しぶりに読んだ。

1巻で既にぶっ飛んではいたけど、2巻では頭のネジがぶっ飛んでるトガタが実際に登場する。

トガタがぶっ飛んでるのにはちゃんと理由がある。それは、トガタがもう300年生きているから。トガタもアグニやユダと同じ再生能力の祝福者なのだ。 300年も生きると、そりゃあただ生きているだけではつまらないだろうな。

トガタがアグニを撮って映画を作りたいと伝え続けて、ようやくアグニが納得したときのセリフ

俺は主人公になる...

このセリフ!

このセリフは、トガタが撮る映画の主人公になるという意味はもちろんある。

だけどそれだけじゃなくて、1巻であっさり負けてしまったアグニにあった主人公としての頼りなさというか、めまぐるしい展開の中で本当にコイツが絶対的に主人公なのかまだ確定してない感じ、まぁほぼしてるんだけど、してない感じがあったのを、アグニ本人に言わせることによって確定させる。

つまりこの発言によって、この物語の主人公であることまで宣言した。

このセリフはビンビンきたね。

 

さらに、あと一つ面白かったのが、

この世界の秘密。というかユダのいるべヘムドルグの秘密として、

氷の魔女が地球上を氷の世界にした、

ということになってたけど本当は嘘で、

ただ氷河期になっただけ。

さらにべヘムドルグで王と崇められているのが神様だということ...。

この暴露でさらに面白くなる物語。

クズの本懐(7)

クズの本懐(7)/横槍メンゴ

クズの本懐(7) (ビッグガンガンコミックス)

まずはアニメ化おめでとうございます!

 

第7巻。

ずるずる続いていた早苗との関係に終止符を打たなければならない。

そう考えていた花火だったが、早苗から話を切り出される。

人はひとりでは生きられない。

心を閉ざしたままでは寂しい。

心を開くことを拒んだ早苗も、最後には友達に戻る、忘れるように努力すると約束する。

そして完全に吹っ切れた花火。

誰かに依存していなければいけないという固定観念をとっぱらった。

 

一方、麦の方はと言うと

憧れの茜先生に近づけたはいいが結局心を手に入れることはできないと悟る。

でも、それでも好きな気持ちは抑えられない。

 

茜は依然として優位な立場を貫くスタイルを崩さない。

はずだったのに、

鐘井先生に対して何かおかしい自分に気づき始める。

さてさてさて

次、最終巻か...

それぞれの「本懐」を遂げることはできるのか。

 

 

 

アオアシ(1)

アオアシ(1)/小林有吾

アオアシ 1 (ビッグコミックス)

友達2人が推してたので読んでみた。

感想としては、

かなりおもしれぇ。

 

まずおもしろい漫画の絶対条件として、主人公に魅力があること。

あるのは当然として、アオアシではどんな魅力なのか。

主人公の名前は 青井葦人 アオイアシト

題名の由来にもなっていると思われる。

葦人は愛媛の田舎では抜群のサッカーの実力を持っていた。フィジカルも弱くないし、何より点を取る。それを本人は「チームメイトのおかげだ」と思っているところもよい。

しかし、コイツが真にすごいのは、ピッチ上の把握能力。

それは葦人はユースの監督に目をつけられ話をする機会があった際にわかるのだが、葦人は自分が得点したシーンでの敵味方両方の全てのプレイヤーの場所を記憶していた!

プレーの質的にはそういうタイプじゃないのにそういう能力を持ってるのが強み。

またこの漫画のおもしろさの理由の一つとしてリアル感がある。プロの世界が甘くないことをひしひしと感じる。

続きが楽しみ!

 

 

初めての帰省

帰省期間中もやろうと最初は思ってたけど無理でした。ちょっとずつ追いついていこう。

中学の同窓会が一番楽しかったかな。まぁ懐かしさのせいではあるんだろうけど。

テニス部はいつもの優しいノリだった。春は全員で集まりたい。

帰省って楽しいな〜、

でも、やっぱり一人暮らしが気楽で好きだ。

ただ、大阪は寒い!

ナチュラルに歯がカタカタいうんだが(笑)

鹿児島はそこらへんはね。神気候なので。

冬は灰も市内来ないし。鹿児島はいいぞ。

 

鹿児島にいたときは鹿児島で働こうとは全く思わなかったけど、出てみると良さがわかってきて、迷うようになった。

今回帰って改めて感じたことがある。

鹿児島って、凄く田舎だ。

そして思った。

だからこそ帰るべきなんじゃないのか。

鹿児島は1980年代から人口が減り続けている。

さらに年少、生産年齢人口は減少し、老年人口は増加している。

過疎の典型。衰退の一途をたどってる。

この現状を見ると、やっぱり一鹿児島県民として何かできないのかなって思う。

田舎じゃ何もできない。

田舎で人生終えたくない。

そう思ったりもする。

じゃあそういう人を減らせないか。

県外の大学に行く優秀な大学生(もちろん相対的に)が、「帰りたい」は無理でも「帰ってもいいかな」と思える場所にできないのか。

まだ大学1年だし、考えてる途中。

 

 

 

背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ~(8)

背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜(8)/横田卓馬

背すじをピン!と?鹿高競技ダンス部へようこそ? 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

土屋・亘理ペア、花園・御木ペア、八巻・藤田ペアは二次予選で敗退。

決勝が始まろうというとき、土井垣は綾辻にこの試合で優勝したらペア解消を考え直すように提案し、手を差し出す。綾辻はその手を...取る。

決勝に残ったのは正真正銘の実力者たち。ここでチャンピオン、咲本組が本気を出す!

宮大工・柏ペア、御木・クリロワペアをそれぞれと同じ踊りをすることによって撃破。優勝争いは実質咲本・永島ペア、金龍院・神宮寺ペア、土井垣・綾辻ペアにしぼられたように見えた...

しかし残り三種目というところで金龍院組に異変が!金龍院の体重減少は凄まじかった。

そして迎える最後の種目。土井垣・綾辻ペアはとっておきの技を繰り出す。それは土屋・亘理ペアのために作った「つちわたブースト」の進化版だった!なんと偶然にも咲本組も同じことをしていて...

戦いはクライマックスに突入。

気を抜けない展開が続きます。

 

リクドウ(9)

リクドウ(9)/松原利光

リクドウ 9 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

これどんだけ時間かけてんの?!

ってぐらい絵が美しい。

本当に繊細かつ大胆みたいな

ボクシングシーンの迫力は圧巻!

背景が基本的に黒くて、それがすごくいい働きをしてるように思う。

ストーリーもおもしろくて、かなり好きなマンガ。

 

BUNGO(5)(6)

BUNGO(5)(6)/二宮裕次

BUNGO―ブンゴ― 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

アツすぎる

一応、石浜文吾っていうこの表紙の男が主人公なんだけど5,6巻は強豪上本牧との試合で静央は1年の文吾じゃなくて3年でエースの吉見雅樹が先発投手なので、文吾はベンチで応援。

この吉見だが、下級生のときにもエースとして試合に出場していた。しかし先輩たちの引退試合で上本牧にメッタ打ちされて敗北。先輩たちの高校の推薦などもかかっていたため責任を感じてイップスを発症し、「他人の人生は背負えない」と1度は野球をやめようとする。しかし、尊敬する静央元エースの豊田先輩からエースとしての哲学を学び、ゼロから野球を学び直すことに。筋力トレーニングや食事など身体作りを1から見つめ直し、吉見は努力し続けた。もっと野球がうまくなりたい...その一心で。そして吉見は気づいた。

それは、野球への愛。

「野球こそが

俺の生きている理由━━━!」

 

この試合、吉見は走者との交錯で脇腹を負傷、明らかに調子を崩してしまうが要所をキッチリ締めてなんとか無得点に抑える。

しかし6回表上本牧の攻撃、ツーアウトでまわってきた4番、立花。彼こそ過去に吉見を打ち崩した張本人。最大のピンチを吉見は、静央は乗り切れるのか?!

文吾はもう泣いてます。

登場人物たちの闘志のぶつかり合いが本当に清々しい青春漫画。