(*^^*)

時間はたっぷりあるので。

背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜

背すじをピン!と鹿高競技ダンス部へようこそ~(10)

背すじをピン!と?鹿高競技ダンス部へようこそ? 10 (ジャンプコミックスDIGITAL)

最終巻。

大会終了後のストーリー、そして2年後の未来も少し長く描かれていて、完全に読者の想像に任せるというスタンスではなかった。

さすが横田卓馬というギャグセンスも健在、ところどころでクスッとなる。

この漫画は、主人公がかっこよくないところが、目新しくて良かったと思う。ジャンプ漫画としては珍しいし、ダメなのかもしれないけど、助けが必要な人こそ「友情」が際立つと思う。

具体的な「勝利」こそ手に入れられなかったけど、個人的には現実に忠実なところも高評価

「努力」についても、自分なりの、という手の届きやすさというか、より親しみやすい感じがあった。

ただ2年後の土屋とわたりちゃん成長しすぎて顔変わってるのはうーんまぁそう書きたいのはわかるけどベタすぎるというか...けど顔だけそのままで体が大きくなるのもしっくりこないだろうし、そうなると、元々のサイズ感が小さすぎたかなと笑

弱さを持った者同士助けあって、支えあって成長していく姿に心が温まる、良作でした。

次作も楽しみにしています!

ACMA:GAME(21)(22)

ACMA:GAME(21)(22)/メーブ・恵広史

ACMA:GAME(22) (週刊少年マガジンコミックス)

天の知識書に触れ先導者-ガイド-となってしまった織田清司だったが、まだ父としての理性(むしろ本能)はあるのか。

最後の先導者との直接対決。

照朝の最後の答えは、先導者が平和を目指すために捨てた大切な思い出、妻の麗華(旧姓:山本麗華)だった。旧姓も別人と認識する清司の盲点をつき、照朝は勝利する。

清司としての人格を取り戻し、全てが解決しようとしていたそのとき、グングニルNo.2崩心祷の銃が火を噴く。

撃たれた清司は瀕死の重傷を負うが、崩心祷の野望を打ち砕くためにゲームで閉鎖空間を作成、覚悟を決めた岡本と、崩心の3人で閉鎖空間に入る。

閉鎖空間の中でプレイヤーがプレー続行不可能となった場合、閉鎖空間は解かれない。そのルールを利用して清司は自らの命と引き換えに世界の平和を守ったのだった。照朝は目の前で父と育て役という大切な人を2人も失う。

グングニルによる支配がなくなった日本は、少しずつ持ち直し始めた。照朝も、へこんでいられない。誰もが日常に戻りつつあった。

そんな中、上杉潜夜が全知の書をかけて照朝と勝負し、照朝に負ける。しかしそれは巧妙な言葉使いによって逆に照朝を全知の書から遠ざけるためのものだった。

 

全知の書を手に入れた潜夜...刺激を求め続ける。

っていうラスト。

よくある武力×知能とはまたちょっと違った能力×知能、より平和さがあったと思う。

ゲーム内容も普通におもしろかったです。

刺激少なめなのでオススメしやすいけど味気ないっちゃ味気ない?

弱虫ペダル(50)

弱虫ペダル(50)/渡辺航
弱虫ペダル 50 (少年チャンピオン・コミックス)
50巻おめでとうございます!\(^o^)/

弱ペダはなぜか心に響く作品で、なんでもないシーンでもその言葉で涙が出てくることがある。
今回は序盤の、坂道がかなり前を走る今泉に追いつこうとしてるときの回想での
「いくつもの カベをこえて!」
のところで潤んでしまった。
坂道の人間性かな。

呉南の鳥の巣頭、そして京伏の御堂筋の策略で箱学、総北は追い詰められる...

どんなラストに向かっているのか、先はまだまだ長い!

ドメスティックな彼女(11)(12)

ドメスティックな彼女(11)(12)/流石景

ドメスティックな彼女(12) (週刊少年マガジンコミックス)

うぎぃぃぃぃぃ!!!!!!!

なんなんじゃ!

ヒナルート信じてたのに

心変わり早いよ

いくら身近にいる存在とはいえ...

 

あとルイが言ったナツオが都合がいいっていうのは本当にそう思う

 

最後には自分の気持ちに気づいてモモを捨て次回予告では告ってるけどいやヒナも出てるじゃん。完全に終わってないやんけオラオラこっちも望み捨てきれんやんけ!うぅ〜この感情にさせる作者~罪作り〜

ハピネス(5)

ハピネス(5)/押見修造

ハピネス(5) (週刊少年マガジンコミックス)

 

ひとり残らず絶望。

最後の拠り所を奪われる者。我を忘れて愛する人を殺してしまう者。すがった人に裏切られる者。

そして時は経ち...

まだ問題は解決していない。

 

絶望のスパイラルが押見修造ワールド全開、テンポが良すぎてほんとうにあっという間に読み終わってしまった。

この世界にもっと長く没頭していたいと思った。

 

新連載も絶対読みます。

賭ケグルイ(1)~(6)

賭ケグルイ(1)〜(6)/河本ほむら・尚本透
賭ケグルイ 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
気になってた賭ケグルイ
改めて、ギャンブル作品すごく好きです。笑
カイジとか嘘喰いとかライアーゲームとか。
ギャンブルって人の本性やら考え方がすごく素直に出てくるものだと思っていて、特に漫画だと感情の起伏が少し大げさに表現される。でも、もしかしたら自分が知らないだけで、自分の知っているあの人も、そして自分自身も、本当に人がガラリと変わってしまうのかもしれない、と思うと、面白い。
人間はどれだけ皮を被って日常を過ごしているのか。
ギャンブルでは隠しきれない人間臭さがあふれてくる。
結局どんな人間も欲望に抗えないクズであり、でも、それを認めた上でそれと一緒に、清く生きていこうとする姿。
それが見たい。

私の少年(1)(2)

私の少年(1)(2)/高野ひと深

私の少年 : 2 (アクションコミックス)

主人公は多和田聡子、30歳。

公園で出会った美少年、真修との奇妙な関係を描く。

真修のいまだ明らかにならない複雑な家庭環境、そして聡子自身にも闇が存在する。

当然周囲の人間からは違和感が生まれる。聡子に限っては客観的にそれを認識しているにも関わらず、衝動が優先され互いに互いを求め合ってしまう。

これは新しいよね。少女と中年男の組み合わせは見たことあるような気がするけど、少年と中年女(30は中年ではない?わからない)の組み合わせってなかなか無いんじゃないでしょうか。

聡子の真修に対する感情はまだ母性愛の範囲内だろうか。

聡子視点なので確定はできないけど真修も母からもらうべき愛情を聡子に求めている気がする。

これは今後の展開めちゃくちゃ気になります。