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時間はたっぷりあるので。

背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ~(3)〜(7)

背すじをピン!と鹿高競技ダンス部へようこそ~(3)〜(7)/横田卓馬

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 7 (ジャンプコミックス)

主人公がそもそも目立たない奴で、考え方の中心に「自分が周りからどう見られているか」ってのがあって、熱血要素もあるんだけどそれを俯瞰するような感じがあるから、悪く言えば盛り上がりきらないけど、良く言えば、20歳にもなるとクサすぎるものは笑ってしまうので、現実に即していてしっくりくる。

さらに、横田さんはよく他のマンガのパロディを用いる人で、元ネタを知ってたらかなりおもしろい。笑いも細かいのをちょいちょい挟んでいく感じがいいね。

この人の作品に「オナニーマスター黒澤」ってウェブ漫画があり、僕はそれでこの人を知ったんだけど、短い中でものすごく心に訴えてくるものがあった。友人からオススメされたとき、タイトルで敬遠してすぐには読まなかったんだけど、もったいないことした。ぜひ読んでほしい作品。