BUNGO(5)(6)
BUNGO(5)(6)/二宮裕次
アツすぎる
一応、石浜文吾っていうこの表紙の男が主人公なんだけど5,6巻は強豪上本牧との試合で静央は1年の文吾じゃなくて3年でエースの吉見雅樹が先発投手なので、文吾はベンチで応援。
この吉見だが、下級生のときにもエースとして試合に出場していた。しかし先輩たちの引退試合で上本牧にメッタ打ちされて敗北。先輩たちの高校の推薦などもかかっていたため責任を感じてイップスを発症し、「他人の人生は背負えない」と1度は野球をやめようとする。しかし、尊敬する静央元エースの豊田先輩からエースとしての哲学を学び、ゼロから野球を学び直すことに。筋力トレーニングや食事など身体作りを1から見つめ直し、吉見は努力し続けた。もっと野球がうまくなりたい...その一心で。そして吉見は気づいた。
それは、野球への愛。
「野球こそが
俺の生きている理由━━━!」
この試合、吉見は走者との交錯で脇腹を負傷、明らかに調子を崩してしまうが要所をキッチリ締めてなんとか無得点に抑える。
しかし6回表上本牧の攻撃、ツーアウトでまわってきた4番、立花。彼こそ過去に吉見を打ち崩した張本人。最大のピンチを吉見は、静央は乗り切れるのか?!
文吾はもう泣いてます。
登場人物たちの闘志のぶつかり合いが本当に清々しい青春漫画。