背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜
背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ~(10)
最終巻。
大会終了後のストーリー、そして2年後の未来も少し長く描かれていて、完全に読者の想像に任せるというスタンスではなかった。
さすが横田卓馬というギャグセンスも健在、ところどころでクスッとなる。
この漫画は、主人公がかっこよくないところが、目新しくて良かったと思う。ジャンプ漫画としては珍しいし、ダメなのかもしれないけど、助けが必要な人こそ「友情」が際立つと思う。
具体的な「勝利」こそ手に入れられなかったけど、個人的には現実に忠実なところも高評価
「努力」についても、自分なりの、という手の届きやすさというか、より親しみやすい感じがあった。
ただ2年後の土屋とわたりちゃん成長しすぎて顔変わってるのはうーんまぁそう書きたいのはわかるけどベタすぎるというか...けど顔だけそのままで体が大きくなるのもしっくりこないだろうし、そうなると、元々のサイズ感が小さすぎたかなと笑
弱さを持った者同士助けあって、支えあって成長していく姿に心が温まる、良作でした。
次作も楽しみにしています!