ACMA:GAME(21)(22)
ACMA:GAME(21)(22)/メーブ・恵広史
天の知識書に触れ先導者-ガイド-となってしまった織田清司だったが、まだ父としての理性(むしろ本能)はあるのか。
最後の先導者との直接対決。
照朝の最後の答えは、先導者が平和を目指すために捨てた大切な思い出、妻の麗華(旧姓:山本麗華)だった。旧姓も別人と認識する清司の盲点をつき、照朝は勝利する。
清司としての人格を取り戻し、全てが解決しようとしていたそのとき、グングニルNo.2崩心祷の銃が火を噴く。
撃たれた清司は瀕死の重傷を負うが、崩心祷の野望を打ち砕くためにゲームで閉鎖空間を作成、覚悟を決めた岡本と、崩心の3人で閉鎖空間に入る。
閉鎖空間の中でプレイヤーがプレー続行不可能となった場合、閉鎖空間は解かれない。そのルールを利用して清司は自らの命と引き換えに世界の平和を守ったのだった。照朝は目の前で父と育て役という大切な人を2人も失う。
グングニルによる支配がなくなった日本は、少しずつ持ち直し始めた。照朝も、へこんでいられない。誰もが日常に戻りつつあった。
そんな中、上杉潜夜が全知の書をかけて照朝と勝負し、照朝に負ける。しかしそれは巧妙な言葉使いによって逆に照朝を全知の書から遠ざけるためのものだった。
全知の書を手に入れた潜夜...刺激を求め続ける。
っていうラスト。
よくある武力×知能とはまたちょっと違った能力×知能、より平和さがあったと思う。
ゲーム内容も普通におもしろかったです。
刺激少なめなのでオススメしやすいけど味気ないっちゃ味気ない?