僕だけがいない街(9)/三部けい
これはめちゃくちゃいい笑
主人公の悟と関係が深かった、
雛月加代、小林賢也、藤沼佐知子、片桐愛梨の4人がそれぞれ語り手となる。
特に友達である賢也とお母さんの佐知子さんの視点の話は、
周りを冷めた目で上から見ることしかできなかった賢也が、悟に出会って変わることができ成長したこと
佐知子の悟への愛、また人間的成長を願う母としての想い
が感動的に表現されていて、落涙必至
愛梨の話は本編の最後のシーンにつながっておりそれも感動
必要な巻と言って間違いない、素晴らしい出来!