ACMA:GAME(20)
ACMA:GAME(20)/メーブ・恵広史
話は主人公である織田照朝の父、織田清司の学生時代にさかのぼる。
高校時代、織田清司、宝条院剣征、山本麗華、斉藤久利臣の4人は仲が良かった。特に織田清司と宝条院剣征は常に競い合う仲で、互いにライバルとして認めあっていた。
その後清司は企業し織田グループを一代で築き上げる。そして妊娠を仕組んだ麗華と結婚し(清司は仕組まれたことを知っていた)、照朝が生まれる。
清司は幸福に包まれていた。しかしそんな時間も長くは続かなかった。誰かの恨みを買ったのか、家族が乗った車が殺意を持って衝突され、麗華が亡くなってしまう。
麗華は、清司がそれまで努力続けてきた理由だった。麗華に見合う人間になるために上を目指していた清司は、虚ろになりやる気を失う。
不安定な清司につけ込む形で、織田グループの考古学者、崩心祷(ほうしんいのる)は悪魔の知識書を清司に触れさせる...
清司が闇落ちしたのは最愛の妻を失ったからだった。
こんな過去があったのね...
興味本位の崩心もそこまで悪者ではないように感じるし、麗華の死もアクマゲームとは関係ないっぽいし、なんか悪い方に歯車が噛み合ってしまったんだね。
先導者倒して救ってくれ照朝。