東京喰種:re(9)
今1番アツい連載マンガで間違いない。
東京喰種:re(9)/石田スイ
ついに、ようやく、満を持して、
亜門鋼太朗 登場。
「東京喰種」の最後で消息不明になり、「:re」の方で何回か姿が確認された亜門だったけど、今回はちゃんと出てきます。
というか今回カネキ1回も出なかったな笑
喰種捜査官としての確固たる信念を持っていた亜門だったから、喰種になってしまったらどうなるの?!?!
と思っていた人も多いと思う。
さらにこの巻では月山、黒狗など久しぶりのキャラクターが。息もつかせぬ展開に読み終わってから思わずため息をついてしまった。
アキラは喰種となった滝沢を助け、人間の心を失っていなかった滝沢はアキラを助ける。
亜門と滝沢の元捜査官喰種は本当に複雑な心境だろうなぁ。
東京喰種のおもしろいところの1つは登場人物の心の葛藤で、人間だから喰種だからと割り切って考えられるものじゃないという苦痛が、ひしひしと伝わってくる。
続編待ちきれん!
黒執事(24)
黒執事って高校までは腐女子がキャーキャー言ってるだけの漫画っていうイメージがあったんだけど
実際はそんなこと全然なくて、かなりおもしろい。
イギリス女王陛下の番犬として悪事を働く者を裏で処罰するファントムファイヴ家の当主が、主人公のシエル。シエルは幼い頃に両親をなくしひどい仕打ちを受ける。その際に悪魔と契約し、悪魔を使役する力を得る。悪魔の名はセバスチャン。セバスチャンはシエルの執事となった。
今巻はダンスホール編の潜入段階。夜な夜なダンスホールに集まって熱狂する人々。シエルのいいなずけであるエリザベスもダンスホールに足繁く通っていたが、ついに家に帰ってこなくなる。シエル自身が調査に入ったところ、血液を抜かれていたことが発覚。ダンスホールに集まった人々は血液を採取されていたのだ。
死因が失血死の死者が多数出ていることから、このまま放っておくわけにはいかない。しかしセバスチャンが潜入して連れ戻してきたエリザベスも、次の朝には三階の部屋の窓から脱出してダンスホールに戻っていた。
人の心を縛ることはできない。
それならどうすればいいのか...
シエルは相手に対抗してダンスホールの前にダンスホールを作る。真っ向勝負。
対決の先にあるシエルの狙いは、なんなのか。
時代設定がイギリスのかなり昔で、謎を解いていく中で現在の科学とか文化にリンクしてるところがおもしろい。
ホリミヤ(8)
ホリミヤ(8)/HERO・萩原ダイスケ
体育祭。
宮村くんにとってこれまでの体育祭は、全く楽しい思い出はない。
でも、今年の体育祭は。
応援する人がいる。応援してくれる人がいる。
宮村くんにとって、「最初で最後の体育祭」になったのだった。
話は変わり、中学のときに宮村くんをいじめていた谷原くんが、今になって後悔を感じ始める。
いじめている方も、怖かった。一人になるのが怖かった。
谷原くんが宮村くんの店に現れる。宮村くんも苦い過去を乗り越えようとする。今は無理でも、いつか、友だちになれるといいな。
ま、いじめられてる方にしたらなんて勝手な奴だって感じだろうけどな。
さすがに宮村くんの人がよすぎる。
でも漫画でだけでも理想を語らせてくれ
リクドウ(10)
リクドウ(10)/松原利光
三原さぁぁん!!!!!!!
リクの先輩である三原さんが柳に敗北。
さらに三原は再起不能のケガを負ってしまった...
試合途中で左目が見えなくなった三原に対して審判が指が何本か言わせたときに、本当は見えていなかった三原だったが、三原の続けたい意思を汲んで、リクが右目の視界に入る観客席で審判と同じ本数の指を見せて教えた。
リクが手術後の三原の部屋に行き、セコンドが後悔を口にしたとき、三原がスマホに打った言葉。
「あやまったら殺す」
リクは三原の分も勝っていくことを誓う。
場面は変わってリクと苗代は高校を卒業。
同時に施設を出て2人で社宅で暮らすことになる。
初夜。
何もなし笑
リクにはまだ女性恐怖症があるみたい。
また場面は変わり、所沢京介がヤクザから足を洗うことを組長に告げる。
組長が提示した条件は、利き手の指5本を切ること。
スパッと切ろうとする京介。
しかし、なぜか切れない。
黙っていた組長が声をかける。
「命より大事なモンだからだろ」
京介は自分がまだ情熱を捨てきれないこと、そしてリクから言われた
「所沢さんのような拳が欲しいんです」
という言葉を忘れられずにいることを認識し、ヤクザを抜けさせてもらうことができた。
最後にはおもしろそうな新キャラも登場し、ますます盛り上がっていくであろうリクドウ、目が離せない。
エンバンメイズ(3)
ダーツマンガ。
これ好きなんだけど、わかってもらえなかった経験あり。笑
まぁ、個人の好みはいろいろあるね笑
主人公烏丸徨はもちろんダーツの天才だけど、それはもうこの物語では当たり前で、出てくるライバル達みんなが1回で20のトリプル60×3本の180は基本的に取れる。
ただ、烏丸は駆け引きの上手さが群を抜いていて、“迷路の悪魔”と呼ばれている。
一見有利に見える相手も、いつの間にか烏丸の迷路に入れられているのだ。
今回は精神的に強固なペアを相手にしたタッグマッチだったが、烏丸の仕事仲介役であり、試合ではタッグを組んだ絹森の働きによって勝利を手にした。
頭の狂ったギャンブルの世界。
立ち入れない世界を味わえるから、漫画は面白い。