おっぱ部!(1)~(4)
完全に題名で入った。ラノベのマンガ化なのかな。
おっぱ部!(1)〜(4)/雨宮黄英・無一文
僕の持論なんだが、題名であからさまにエロ用語を使ってるマンガは逆にそこまでエロくないのではないだろうか。
今まで読んできたマンガから何となくそういう法則を感じる。
あるいは題名で入ってしまうため名前負けしてしまうという可能性もある。
このマンガも例に漏れず、
そこまでエロくない。
おっぱいが大テーマなのも理由の1つだ。
おっぱいをテーマにしているマンガは、おっぱいへの愛ゆえにおっぱい以外の部分にあまり立ち入らないため、どこまでエロくなろうともおっぱいまで、みたいなところがある。
そしておっぱいはコメディ要素も含んでいる部分があるので、この手のマンガのエロさには限界があるのだ。
おっぱいマンガについて語ったところで、このマンガの物語にうつる。
「ワールド イズ おっぱい」つまり自分たちの生きている世界そのものがおっぱいなのだと主張する“おっぱりすと”白井陽介が自らの理論を実証、追求すべく作った「おっぱい部」。もちろん敵は多いが、陽介の純粋な思いから少しずつ仲間は増えていくのだった…
ギャグのセンスもすごく好きだし、おもしろかった。4巻イッキ読み。
原作者の雨宮黄英さんはあとがきでこう述べている。
何か一つの物を一途に愛し続け、我武者羅にまっすぐ突き進んでいく人間というのは輝いて見えるものです。
もし読者の皆様方の目に、白井陽介がそう映っていたのならこれ以上の幸せはありません。
輝いて見えましたよ。
今宵はもうおっぱいに乾杯!
……今日はおっぱいって言い過ぎた。1日の許容量を越えてるな。