乙嫁語り(9)/森薫
心がぽかぽかするんじゃ!
時は19世紀後半、中央アジアで
いろいろな「嫁」を描く。
表紙の女の子がパリヤといって今の「パリヤ編」のメインキャラ。
パリヤは人付き合いが苦手な女の子で、結婚相手のウマルにも好きな気持ちを上手く伝えられない。
そんなパリヤだったが共同作業をきっかけに徐々にウマルと距離を近づけていき、最後には自然な笑顔で接することができるようになる。
男に囲まれて育ったウマルと丈夫で男勝りなパリヤがカッチリはまっていく感じが見ていて心地よいし、ホッコリする。
2人の幸せを予感するよき巻でした。