ハレ婚。(11)
ハレ婚。(11)/NON
怪しげな女美鈴の真意を確かめるため策を練る伊達家。
結果、美鈴は娘の幸せを願っているだけで悪い人間ではなかった。
龍之介は美鈴を嫁に迎えることに決め、いざ本番。女性から男性に花を渡しに集まるのだが、龍之介の番で美鈴の姿はなし!なんとここまで来て美鈴は心変わりし、ハレ婚するのをやめるのだった。龍之介はショックを受ける
これにてハレ婚祭は終了。当分は三人家族でやっていくことになりそうです。
小春がおっぱいで悩み、まどかの部屋に移ったら幽霊が出て元の部屋に戻り、龍之介の誕生日にはゆずの音痴が露呈。
まどかがいなくなったショックから完全ではないけど立ち直り、にぎやかな生活を送る。
話はかわり
うららちゃんの話。
うららは東京の大学に行きたかったが父に受験票を見られただけで怒られ、大して熱意もなかったため諦めようとしていた。
しかしそれだけでは済まず、父はなんとお見合いの相手まで用意し、早々に身を固めさせようとする。
うららは親思いのため表立って反抗はしなかったが、小春に話したところ、もしお見合いで結婚するなら本当に好きな人とキスしてからにしろとアドバイスを受ける。
うららが好きなのは担任の先生(既婚)。バレンタインデーに進路相談することになり、チョコを作るだけ作って行くが...
思い出さないようにするけど家族全員がまどかのことを考えてしまうよね。
当たり前だよね。そんなすぐに消えるはずはないよね。
気持ちを切り替えるためにも新しい嫁が欲しかったところ。
テラフォーマーズ(20)
まず最初にめっちゃ疑問に思ったのが、エヴァの特性と組み合わせるってどういうこと?!
前にそんな場面出てきてたっけ...
要復習...
火星で死んだと思ってた小町艦長がまさかの中国軍に身体のコントロールを奪われた状態で登場〜辛い〜直接戦うことになりそうで嫌。
そして前巻の予告でも出てたあの本当に気持ち悪いテラフォーマー。おそらく人間とテラフォーマーを交配させて生まれた生物。キモすぎる。
ジャパンランキング3位の草間朝太郎とテラフォーマーのトップに君臨し人間と同じ思考回路を持つ通称〈祈る者〉とのバトル。気持ち悪い子ども(あの生物は何と呼べばいいのか)に首を折られたときはオワタwって思ったけど、まさかの草間のベースがミミズクで首が270度回るという笑
で、1番ヤバいのはもちろんテラフォーマーたちが日本に攻め込んできたこと。クジラ型テラフォーマーとかどうなってんのって感じ(;^ω^)
よくわかってないんだけど、中国&テラフォーマーVS日本・アメリカ・その他の国々っていう構図でいいのかな?国家間の駆け引きの内情がイマイチよく掴めてない( ̄▽ ̄;)
まぁとにかくここでがんばんなきゃ日本が滅びるので、やるしかないよね笑
ダンス・ダンス・ダンスール(1)〜(4)
ダンス・ダンス・ダンスール(1)~(4)/ジョージ朝倉
バレエを題材としたマンガ。社交・競技ダンスはいくつか読んだことあるけどバレエは初めてかな。
潤平は小さい頃バレエが好きだった。しかし父の死をきっかけに「男らしさ」を重視して、格闘技を始める。しかし心の奥の方ではバレエに対する情熱が消せず、ずっとくすぶっていた。
そんな潤平は転入生の美少女、都に出会う。都は潤平のバレエの才能に惚れ込んで...
以上、1巻の中盤くらいまでの概要。
登場人物がすごく直情型で、想いに言葉がついていかない感じが独特の空気を出してる。
普通マンガでどもるのはそういうキャラ設定をされた人間で、終始一貫してどもる。けど実際には、どもることがある人間がどもらないこともある。ある状況下でそうなるだけで、緊張しなければ普通に喋れる人が多いと思う。
結構自分がそうだから、登場人物の気持ちがわかるよね。笑
逆に、読んでてイライラする人も中にはいるかも、という感じ。
俺はリアル感があって好きな作品。バレエだけが描かれているマンガじゃないし、バレエを全く知らない人でも楽しめる。
はねバド!(9)
女性主人公でこんなアツいマンガ他にあるかな...
はねバド!(9)/濱田浩輔
羽咲綾乃はバドミントンの天才。天才ならではの苦悩を持つ綾乃だったが、仲間や敵、自分との真剣な「対話」を通じて成長していく。
最新9巻では神奈川県予選準々決勝。綾乃たち北小町高校は前年度優勝校の横浜翔英高校との最終S3が決着。勝つのは泉か、それとも橋詰か。そして綾乃はライバルである薫子のおかげで自分を知ることができ、目標も堅固なものとなる。
本巻では、俺は橋詰の苦悩がすごくわかるなあ。
橋詰は才能があって(綾乃とかなぎさほどじゃないけど)初めから上手く、最高レベルの特待生として名門横浜翔英に入った。その結果、どこか慢心したようなところがあり、練習でもこっそり本気を出していなかった。
だから今回の試合で格下であるはずの泉が追い上げてきたときに、自分のサボりが頭をよぎり、メンタルが崩れる。
努力していない者はいざ窮地に立たされたとき精神的に頼るものがなく、逆に自分の甘えを思い出して悲観的になってしまうことがある。
勉強もスポーツもその他もろもろについてもそういう根本は同じだと思っていて、努力は精神的支柱としても必要かなと(橋詰の場合、自分より強い人がいないチーム環境のせいというのもあるけど)。
でもこんな人ばっかりじゃないのかな~、この世の中って。誰もが自分はまだやれるって思うけど、行動には移さず、見えない勝負に負けている。変われるのは一握りの人間だ。
人生まで考えさせられるいいマンガ。