(*^^*)

時間はたっぷりあるので。

不滅のあなたへ(1)

不滅のあなたへ(1)/大今良時

不滅のあなたへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

聲の形」の大今良時の最新作。

壮大なスケールで描かれるファンタジー。

 

冒頭は

それははじめ 球だった

そして

私は“それ”をこの地へ投げ入れ

観察することにした

つまりこの物語の語り手は神か何か、人知を超えた存在だと思われる。

この球は、ありとありゆる物の姿を写し取り、変形する。球から、石→コケ→オオカミ

そして、ヒトに姿を変える。

球には学習能力があり、何度も死ぬ状態を経るが、確実に学んでいく。

このはじめは何の感情も感覚もおそらく思考も持たなかった球が「刺激」を得てどんどん成長していく。

その様子に加えて、面白いのが周りの人間たちの、人間らしさ。

この人の描く人間って、ものすごく人間らしさがある。表情は、秀逸すぎる。

人間じゃないけど、最後の、オオカミがありがとうと言った時の目。

素晴らしすぎて笑えてくる。

 

今際の路のアリス(4)

今際の路のアリス(4)/麻生羽呂黒田高祥

今際の路のアリス 4 (サンデーGXコミックス)

ワイめちゃ推し漫画である今際の国のアリス麻生羽呂が原作のマンガで、テイストも似ている。

気づいたらどこか知らない場所にいて、持っているものは1枚のトランプ。

トランプが鍵を握っている感じを出してくるが、どうなのか。

未知の土地かと思いきや、建物でわかってきたのは今いるのが自分たちの知る大阪だということ。しかし完全に風化しており、もし仮にこの世だとすると何百年かは経っていそうだ。

そんな世界に放りだされた人々は、東京を目指し始める。その道中、徐々に狂っていく人々。それぞれのバックグラウンドも、複雑だった。

主人公のアリスは元軍人のハヨンに目をつけられ、命を狙われる。友達のキーナとなんとか逃げのびたアリス。その頃ハヨンはまた別の誰かに命を狙われていた...

謎が深まるばかりの4巻でした。

とりあえず、

みんな今際の国のアリス読んでほしい。

 

 

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ〜(9)

背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜(9)/横田卓馬

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 9 (ジャンプコミックス)

9巻アツすぎ笑

まずはスタンダード部門の結果発表から!!!

土井垣・綾辻ペアは絶対王者咲本組を打ち負かすことができるのか...

 

そして試合はラテン部門へ。

椿も登場し、八巻にとっても本命の戦いが始まる。

幼い頃に天才少年と呼ばれた畔田も出場。スタンダードの結果をきっかけに、畔田は自分の中に序列をハナから決めつけるダサい一面があったことを反省していた。パートナーである仙崎の言葉でも燃え上がり、ラテンでは実力をいかんなく発揮する。

八巻と椿も、前からお互いの性格が合わないことは承知の上だったが、実は合宿で二人の溝はさらに深まっていた。

勝ちにこだわる八巻と、多少なりともミーハーな部分を持ち合わせる椿の温度差。

しかし椿が今大会にかける想いはいつもとは違った。勝とうというその1点のみにおいて、2人の心は同じ方向を向く。得意のジャイブで圧倒的なパフォーマンスを披露。もちろん咲本組、畔田組も引けを取らない。

ますますヒートアップ!!

プラチナエンド(5)

プラチナエンド(5)/大場つぐみ小畑健

プラチナエンド 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

4巻のレビューでは酷評してたけど、まさかまさかの5巻がおもしろい問題。

5巻からおもしろくなるのがおもしろい。

正確に言うと5巻の途中、新キャラの底谷一(そこたにはじめ)が探偵に日本刀を突きつけてるシーンからおもしろい。

つまらなかった原因としてセリフと絵との違和感が大きいと思ってて、5巻序盤読んでてそれに加えて明日(みらい)と咲ちゃんの言動が寒いってことに気づいた。

熱血とそれを超えて寒いっていうラインは個人差もあるとは思う。俺はかなり寒く感じてしまった。

その寒い場面が終わって、場面展開して底谷一が出る。この場面展開と、そこからの絵のクオリティーがおもしろさの全てだと思う。

以前のメトロポリマンとの対決のときは、命がかかっているにも関わらず全然ドキドキしなかった。キャラの感情の起伏が激しすぎて読者がおいてけぼり。

でも今回では、場面展開のインパクトで一気に引き込んで、さらに展開後徐々にシリアスさを増していくことで読者もちゃんと物語のスピード感についていくことができて、戦闘シーンで盛り上がれる。

絵のクオリティーも絶対上がってるしなー。

そもそもこの人めちゃくちゃ絵上手いから手抜くともったいないんだよなぁ

6巻ワクワク。

乙嫁語り(9)

乙嫁語り(9)/森薫

乙嫁語り 9巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

心がぽかぽかするんじゃ!

時は19世紀後半、中央アジア

いろいろな「嫁」を描く。

表紙の女の子がパリヤといって今の「パリヤ編」のメインキャラ。

パリヤは人付き合いが苦手な女の子で、結婚相手のウマルにも好きな気持ちを上手く伝えられない。

そんなパリヤだったが共同作業をきっかけに徐々にウマルと距離を近づけていき、最後には自然な笑顔で接することができるようになる。

男に囲まれて育ったウマルと丈夫で男勝りなパリヤがカッチリはまっていく感じが見ていて心地よいし、ホッコリする。

2人の幸せを予感するよき巻でした。

ホリミヤ(10)

ホリミヤ(10)/HERO・萩原ダイスケ

ホリミヤ(10) (Gファンタジーコミックス)

なんかこの人の絵がめちゃくゃ好きになってきた笑

照れてる堀さんがめちゃくちゃかわいいんだよな。

 

「二年参り」のことを初めて知った! 

2人が二年参りして、これからもずっと一緒にいることを約束。

これが病気とかのフラグになるんだろうなと思いきややはり平和に物語は進む。

いつになったら波乱が起こるんだと、最近は思ってきた。

 

とりあえず既刊全部読んだので、ホリミヤシリーズはここまで。

まとめてやると一様になっちゃうからつまんないね

 

ホリミヤ(9)

ホリミヤ(9)/HERO・萩原ダイスケ

ホリミヤ(9) (Gファンタジーコミックス)

これもしかして結局大きなアクシデント起こらないのか?笑笑

それはそれでなんとも平和な物語でいいと思うんだけど。新しいなwただの惚気マンガねぇ

 

由紀と桜って、名前に地味に意味持たせてくるのがヤラシイなぁ笑す

透を巡ってはとりあえず決着はついたっぽい。

付き合ってるフリを続けていたら、河野さんが透に告白するも「返事はいらない」 と。

由紀はズルいことを自覚しつつもやっぱり煮え切らない態度。コラコラという感じ

 

そしてー クリスマス!

各々のクリスマス。

宮村くんはお店の手伝いで忙しいですが。

堀さんちへケーキの配達ついでにちょっとお邪魔します。その帰り。

勢いで婚約www

 

よい